１.アタリをとります。
とらない時もあればもうちょっと
詳しく描く時もあります。
予定変更が頻繁に起こります。

２.線画。鉛筆ツールの3px〜10pxを使っています。
ブラシ濃度は85〜100、色は茶色寄りの黒を使う
ことが多いです。
基本的に線と線の間は隙間なく繋いでいます。
後で一部の線の色だけ変えたい、ということが
あったりするので 各パーツごとにレイヤーを分けています。

３.色を置きます。
バケツ→鉛筆で隙間を埋めます。
髪の毛は一部故意にはみ出して塗っています。
肌色は女の子なら赤、男の子なら橙・黄に寄せています。

４．光の方向を決めて影をいれます。（鉛筆ツール）
肌の影色は肌色から彩度↑・明度↓の後少し赤色に寄せました。
他の部分は目の影を基本に調節しながら塗っていきます。
レイヤーは肌→通常、他→乗算です。
色は紫〜赤みのグレーが多いですが、
全体の色合いが暖色系か寒色系かによって変えています。
アニメ塗りというか記号的にザックリ塗っています。

５a.瞳の中を塗ります。（影を一旦off）
明度を落とした下地の色で瞳孔を塗り、
瞳の上半分を縁取りしてぼかす。
更に下地の色を影っぽく乗算で重ねる。

５b.明るい色をスクリーンで置いて少しぼかす。
今回は下地と近いピンクにしましたが 瞳と異なる
系統の色を置くこともあります。（girl108など）
更に発光レイヤーで光を足すこともあります。

５c.影レイヤーを再びonにします。
目の影色を瞳にも足します。

５d.ハイライト。
真っ白ではなくほんの少し瞳の色に寄せた白
を使っています。 （透過する時のためなので
すが、透過することはあんまりないです…）

６.肌にもう一段濃い影をいれてぼかします。
乗算50％くらいで影の色を重ねました。

７.頬にエアブラシで赤みを足しました（陰影レイヤー）
髪の毛にマーカーでツヤ？をいれます。
乗算90％くらいで目の影と同じ色を重ねました。
ブラシ濃度は65〜70くらいです。

８.７のツヤをぼかしてマーカーでハイライトをいれます。
レイヤーは発光かスクリーンを使うことが多いです。
不透明度は50％くらい。

９.髪の上部に下地より少し明るい色、
髪の下部に下地より少し暗い色を
光の向きに沿って入れぼかします。
立体感が出る……ような気がします。

１０. ニットの柔らかい感じを出したかったので　
マーカーで服に影をいれました。
他にも気まぐれで色々やったりやらなかったりなのですが、
基本的にはこれで完成です。
ご覧いただきありがとうございました！

余談１）線を消してみてもそれっぽく見えるくらい　
になったら いいかなと思っています。

余談２）差分は上から塗りつぶして描いています。
一部だけ線の色を変えたい時は各パーツの線画の上に
クリッピングレイヤーを重ねて塗っています。
グラデーションがやりやすくて気に入ってます。